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編集)インフルエンザ対策まとめ

冬場はインフルエンザに気を付けましょう。

インフルエンザ対策、予防接種、治療薬についてまとめました。

インフルエンザの有効な予防策は?

インフルエンザは主に半径2m以内の人からうつります。

高齢者、赤ちゃんをインフルエンザから守るために、同居の家族の方がインフルエンザワクチンを接種して、家庭内にインフルエンザを持ちこまないようにすることも有効です。

 

うがい・手洗い・マスクなどの予防策と同時に、栄養バランスのよい食事や十分な休息・睡眠、規則正しい生活などによって体力と抵抗力を高めておくことが予防の基本です。

基本的には乾燥から感染しますので、水を頻繁に飲むことで喉の乾燥を防ぐのが良いでしょう。

 

インフルエンザに毎年かかる理由は?

 

麻疹ウイルスや水ぼうそうウイルスのように全世界で1種類しかウイルスがない病気は、例外もありますが、一度かかれば二度とかかることはありません。

しかしインフルエンザウイルスには、A、B、Cの3つの型があります

毎年「流行」を起こすのはA型とB型で、中でも大流行を起こすのはA型です。さらに去年と同じA型でも、ウイルスは常に少しずつ変化しているので、昨年インフルエンザにかかったからと言って、今年はかからないというわけではないのです。

 

なぜ毎年インフルエンザワクチンを接種する必要がある?

インフルエンザワクチンも、毎年WHO(世界保健機構)が発表する推奨株を基に、日本国内の専門家により予測・検討され、毎年新しいものが作られています。

その年のインフルエンザに最も有効と思われるものは、その年のインフルエンザワクチンだということです。

流行するインフルエンザウィルスが変わるのも一つの理由ですが、そもそもインフルエンザワクチンの効果の持続期間は、個人差はありますが約半年程度であり、次の年の有効性はあまり期待できません。

したがって、インフルエンザの予防のために、インフルエンザワクチンは毎年接種することが必要なのです。

 

インフルエンザの予防接種について

インフルエンザと風邪の違い

風邪の特徴

「かぜ」とは、鼻・のど・気管などの呼吸器にさまざまな病原体が感染して起こる急性の病気の総称で、正確には「かぜ症候群」と言います。

「急性鼻炎」「急性咽頭炎」「急性扁桃炎」「気管・気管支炎」などを含んでいます。

病原体のほとんどは、ライノウイルス、アデノウイルス、コクサッキーウイルス、または子どもに多いRSウイルスなどのウイルスです。

病原体はさまざまでも、症状はだいたい似ています。くしゃみ、鼻水、のどの痛み、咳などの呼吸器の症状と、発熱や頭痛などの全身症状が出現します。

 

インフルエンザの特徴

風邪に比べて伝染性が非常に強く、あっという間に人から人へうつり、広い範囲で流行しやすいです。
また、症状が激しく重症化しやすいこと、肺炎や脳症などの合併症や持病の悪化を引き起こして、死に至ることもあります。

 

インフルエンザと風邪の違い、区別の仕方

具体的な症状をまとめると以下のようになります。

  • 発熱:インフルエンザは急激、風邪は緩やか
  • 悪寒:インフルエンザは強い、風邪は弱い
  • 症状:インフルエンザは体全体、風邪は熱、咳、のどのみ。
  • 発熱:インフルエンザは39~40℃、風邪は37℃程度
  • 体の痛み:インフルエンザは強い、風邪は無し

 

とにかく風邪に比べて、インフルエンザは

急激に高い熱が出て、悪寒が強く、足などの関節に痛みを伴うことが多いようです。

これらの症状があるかどうかでインフルエンザかどうか簡易的に判断できそうですね。

 

インフルエンザの流行時期はいつまで? いつ予防接種を受けるのが良い?

だいたい流行時期は11月後半から3月末ごろまでです。

特にインフルエンザの流行のピークが12月中旬ごろです。

この時期は

  • 空気が乾燥
  • 気温が低下

という二つの要素が重なる時期のために流行してしまうようです。

なおインフルエンザの予防接種を受ける場合は、効果が出始める効果も考えると11月末までに受けておくのが良いでしょう。

 

インフルエンザの予防接種の予約はいつから?

病院によりますが、インフルエンザの予防接種はだいたい10月下旬ごろから受けられます

インフルエンザA型、B型の混合ワクチンになっていることが多いです。

なお、料金は4000から5000円程度のところが多く、大人の場合は1回、子供は2回接種することが多いです。

2回受ける場合、4週間ほどあけてから摂取するのが良いようです。

 

なお、予防接種を受けるときは万全な体調のときに受けてください。

二日酔いのときなどに予防接種を受けると、逆に体調を崩すことがあります。

(会社の上司がそれで1週間ほど会社を休みました)

 

また、予防接種を受けてもインフルエンザになる人もいます。

理由としてはインフルエンザの予防接種は、この冬にどんな型のウィルスが流行するかを予測して作られるからです。

 

実際に流行るのが同じ型であれば予防接種で免疫がつくので、
インフルエンザにかかる可能性が低くなります。

でも別の型であれば、かかってしまいます。

ですが、受けていない場合よりも治るのが1日早かったり、軽くて済むことが多いようです。

 

予防接種はいつまで受けられる?

基本的にインフルエンザのワクチンは病院、クリニックごとに在庫する形になっています。

つまり早い者勝ちですので、患者数が多ければすぐに無くなってしまいます。

インフルエンザが大流行した場合はあっという間になくなってしまうことが考えられます。

ですので、迷うくらいであれば早めにインフルエンザワクチンを接種したほうが良いと思われます。

それに一度受ければ、原則的にワンシーズンは持つので接種しない理由は無いですね!

 

インフルエンザの予防接種は風邪のときでも受けていい?

軽いかぜ、あるいは症状が安定または回復していればインフルエンザワクチン接種は可能でしょう。

ですが念のため、最近かかった病気や現在の身体の状態を医師にきちんと伝え、指示を仰いでください。

なお、明らかに発熱している場合は受けられないことがあるようです。

 

インフルエンザの予防接種がダメ(受けられない)人は?

1ヵ月以内に他のワクチン(麻疹、風疹、水痘、おたふくかぜなど)の接種を受けた人は、予防接種を受けられないことがあります。

(ただし医師が必要と認めた場合は、同意を得た上で2種類以上の予防接種を同時に行うこともあるようです)。

具体的には以下のような条件で決められることが多いようです。

  1. 生ワクチンを接種した場合は、翌日から換算して27日以上あいていれば接種可能。
  2.  不活化ワクチンを接種した場合は、翌日から換算して6日以上あいていれば接種可能。

 

次のいずれかにあてはまる方は、健康状態や体質などから接種できるかどうかを慎重に判断した上で、注意して接種します。

  1. 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害などの基礎疾患をお持ちの方
  2. 以前に接種を受けて2日以内に発熱、および全身性発疹などのアレルギーを疑う症状を起こしたことがある方
  3. 過去にけいれんを起こしたことがある方
  4. 過去に免疫不全の診断がなされている方、および近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
  5. 間質性肺炎気管支喘息などの呼吸器系疾患をお持ちの方
  6.  接種するインフルエンザワクチンの成分または鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーを起こすおそれのある方

いずれのケースでも、予防接種前に医師と相談するようにしましょう。

 

インフルエンザの効果が出るのはいつから?

おおよそ摂取してから2週間後くらいから効き始めます

予防接種の効果は3か月ぐらいや5か月ぐらい続くと言われています。

ですので、一度摂取したら、1シーズンは持ちますね。

 

インフルエンザの予防接種した日は風呂に入っても良いの?

予防接種をした日は、過度な運動や飲酒は避け、注射をした部分は清潔に保っておきましょう。

特に体調に問題がなければお風呂には入ってかまいませんが、注射したところを必要以上にこすらないようにしましょう。

 

インフルエンザの予防接種の副作用(副反応)は? いつから出る?

予防接種といえば気になるのが副作用(副反応)ですよね。

そもそも予防接種でインフルエンザになって熱を出してしまったり、体調を崩してしまったりするのでは?

と思ったので調べてみました。

 

日本で使われているインフルエンザワクチンは「不活化ワクチン」ですので、体内に無害化されたインフルエンザウィルスが入ります

 

本来は無害なインフルエンザワクチンですが、接種によっておこる副作用(副反応)もわずかながらに報告されています。

  1. 局所(接種場所)の赤み、腫れ(受けた人の10-20%)
  2. 発熱、頭痛、寒気、だるさ、めまい、下痢(受けた人の5-10%)
  3. アレルギー性反応(じんましん、発疹、湿疹、かゆみ)
  4. 痙攣、運動障害、肝機能障害、黄疸(おうだん)、ぜんそく、脳症、脳炎、脊髄症、ギランバレー症候群

 

なお、これらの副作用(副反応)は摂取してから1~3日後に出ることが多いようです。

ですので、1週間以上たっていたりする場合で、副作用に似た症状が出た場合はおそらく別な原因と思われます。

 

ちなみに副作用自体については、1,2はそれぞれ3日程度で治まり、3については5日程度で治まるようです。

予防接種後に体調不良が続く場合は受けた病院で受診してもらうのが良いでしょう。

 

なお、「インフルエンザの副作用が怖いから受けないほうがマシ」という考えを持つのは止めたほうがよさそうです。

 

統計によると、インフルエンザでおきる症状と副作用で起きる症状を比較した場合、インフルエンザでおきる症状のほうが重篤なケースが多いです。

特にこどもの場合はインフルエンザが重症化しやすいので、早めに受けておくべきでしょう。

万が一、受験シーズンでインフルエンザになってしまったら泣くしかありません。

予防接種による副反応のリスクよりも、予防接種を受けないことによるリスクの方がはるかに高いと考えられます。

 

インフルエンザの予防接種の副作用を防ぐには?

副作用を防ぐには出来るだけ体調が良い日に予防接種を受けるのがポイントです。

前日に飲みすぎた二日酔いの状態や、すでに風邪気味のときは受けないほうが得策です。

 

 

インフルエンザの治療薬について

熱が出ないけど関節痛や頭痛があるとインフルエンザなの?

結論から言いますと、熱はないけど頭痛がする時はインフルエンザの可能性が高いです。

頭痛がする原因は体内に侵入したインフルエンザウイルスの増殖を防ぐためプロスタグランジンという成分がたくさん分泌され、過剰な分泌が頭痛や関節痛を引き起こされるためです。

 

また、自分の症状が軽くても、他の人に感染した場合、ひどい症状が出る可能性があります。

念のためインフルエンザかどうか検査してもらいましょう。

 

熱が出ない理由

インフルエンザと言えば、

  • 急な高熱
  • 頭痛、関節痛などの身体の痛みを伴う

のが普通です。

ですが、熱が出ない場合、次のケースが考えられます。

すでに予防接種を受けているため、比較的軽い症状で済んでいる

予防接種を受けている場合、仮にインフルエンザにかかっても軽い症状で済むことが多いです。

そのため、高熱が出にくくなります。

 

高熱が出やすいインフルエンザA型ではなく、比較的弱めなC型に感染している

インフルエンザとして有名で毒性が強いA型ではなく、毒性が弱めのC型に感染している場合は感染しても症状が酷くなりにくいです。

ですので、高熱が出にくくなります。

 

すでに解熱剤を使用している

解熱剤を使用している場合は、当然ながら高熱が出にくくなります。

 

 

インフルエンザの検査に行くタイミングはいつ?発熱後何時間でいくべき?

 

インフルエンザの症状が現れ始めるのはインフルエンザウイルスの数が約100万個に達した段階と言われています。

インフルエンザの診断は主に迅速診断法と呼ばれる診断キットを使って行われます。

迅速に診断できるのが良いのですが、発症から12時間~24時間を経過していないと陰性、あるいは偽陽性になる事があります。

ですので、原則的には24時間経過したら検査に行っても良いです。

もしも、意識混濁や痙攣があるなど緊急時でない場合、発症からどのくらいの時間がたっているかを医師に伝え、検査のタイミングに関して医師と相談するのが良いと考えます。

 

インフルエンザ治療薬の効果は何時間以内?

 

しかし、24時間過ぎてもノンビリとしていられません。

実はインフルエンザ治療薬は発症後48時間以内でないと効果が無いとされているからです。

そもそも治療薬の役割はウイルスの増殖を防ぐこと。そのため、48時間を超えてすでにウイルスが増殖している場合には効果が無いようです。

もちろん薬を飲まなくても、インフルエンザは自然治癒することも可能ですが、治療薬を効果的に服用すれば、その分早く回復することができます。

 

 

その他、鳥インフルエンザ豚インフルエンザについて

ヒト、豚、鳥インフルエンザの違いとは?

冬になると流行するインフルエンザウイルスは、そもそも人だけではなく鳥や豚、馬など動物の間でも流行するA型のインフルエンザウイルスです。

基本的にはヒトのインフルエンザと同じ種類です。ちなみにインフルエンザにはあとB型とC型がありますが、これらのインフルエンザは人にのみ感染します。

 

鳥インフルエンザとは

インフルエンザウィルスの中でも、鳥に感染しやすい形に変化したインフルエンザウィルスを鳥インフルエンザウィルスと言います。

この鳥インフルエンザは通常トリ同士でうつるウイルスですが、ごくまれに人間に感染することもあり、海外ではアジアの国、ヨーロッパの一部で人間の死亡例も報告されていますが、日本では感染例が報告されていません

 

鳥インフルエンザに人間が感染した場合、高熱などの症状の他にも以下のような症状があらわれることがあります。

  • 多臓器不全
  • 下痢、嘔吐、腹痛
  • ウイルス性肺炎
  • 鼻出血や歯肉出血
  • 結膜炎

 

豚インフルエンザとは

豚インフルエンザとはA型インフルエンザウイルスにより引き起こされる豚の呼吸器疾患です。

ヒトは普通、豚インフルエンザにはかかりませんが、ヒトの感染は起こりうるし、実際に感染者が出ています。ヒトの感染ケースは、豚が周りにいるヒトたちに多いのですが、豚インフルエンザウイルスがヒトからヒトへ伝染する可能性もありえます。

 

鳥、豚インフルエンザに感染する?

通常、鳥も豚インフルエンザに人が掛かることは稀ですので、そこまで神経質にならなくても良いです。

基本的には鳥、豚インフルエンザが流行している地域に行かないことが一番です。

なお、卵や鶏肉や豚肉を食べて感染することは無いようですので、安心して食べましょう。