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編集)ドル円の過去の相場と今後の見通しを予想

 

ドル円の過去相場

ドル円の特徴

米ドルが動きやすいのは、深夜の時間帯です。それも日本時間の深夜2時や3時あたりのタイミングは、比較的動きやすい傾向があります。今回は、米ドルで取引した経験がある方に向けて、なぜ深夜は米ドルは動きやすいかを解説しています。

夜中に米ドルが大きく動きやすい理由

朝起きた時に米ドルのチャートを確認してみると、深夜に大きく動いていたと気が付く事があります。時には、深夜の時間帯に大きく暴落している事もあるのです。もちろん、その逆もあります。
ところで夜遅い時間帯になりますと、アメリカでは要人が色々な発言をしている傾向があります。日本時間の昼間ではなく、むしろ夜の時間帯に発言しているのです。
とりわけその発言の影響力が大きいのは、アメリカの大統領です。経済の要人の発言の影響力も大きいですが、やはりアメリカの大統領発言は為替レートを大きく動かします。
それで夜中の2時や3時あたりには、アメリカの要人が発言しているケースが多いのです。その発言をきっかけに、為替レートが乱高下する事もよくあります。

ドルのレートに影響を及ぼす株価

ところで米ドルのレートは、株価との相関関係があります。株価が大きく動くタイミングには、その外貨のレートも大きく動きやすいのです。
現に日本時間の午前中などは、米ドルは比較的動く傾向があります。というのも午前中というタイミングは、株価も比較的大きく動きやすいです。特に日経平均株価の動きは大きくなる傾向があり、それは米ドルにも影響を及ぼす訳です。日経平均は米ドルと連動している一面もありますから、外貨のトレンドを見極める為に日経平均株価を注視しているトレーダーも少なくありません。

深夜はダウ平均が大きく動きやすい

日経平均株価だけではありません。アメリカの場合は、ダウ平均株価があります。ここ最近はダウ平均の数字も上昇傾向にありますが、それも米ドルには大きな影響を及ぼすのです。やはり株価が水準が高ければ、米ドルも高めになる傾向があります。
ところでダウの株価が大きく動きやすいのは、主に深夜の時間帯なのです。そもそも日経平均株価にしても、主に昼間の時間帯に動いています。昼間は、株価の取引が活発だからです。アメリカの場合は、むしろ日本時間の深夜のタイミングに活発に取引が行われます。時には欧州勢が空売りを仕掛けてきて、かなり大きくレートが動く事もあります。
ダウ平均の影響力は軽視できないものがあります。ですからダウ平均が大きく動きやすい深夜のタイミングには、米ドルの変動幅も大きくなる訳です。

FXの世界では、取引時間帯が以下の3パターンに分類されます。
・東京時間:日本時間午前9時~午後15時
・ロンドン(欧州)時間:日本時間午後15時~午後21時
・ニューヨーク時間:日本時間午後21時~翌午前6時

海外ではサマータイムが導入されているので、季節によって1時間異なる事もありますが、基本的にはこの時間帯となります。

では、肝心のドルにおける東京時間の値動きですが、広く浸透しているのは値動きの幅が狭いレンジ相場と言われています。米ドル/円の場合は、東京時間の6時間で平均30Pips程度しか動きがありません。それも上がれば下がりの緩やかな乱高下をするパターンとなるので、ここでスキャルピングをして利益を上げようと奮闘するトレーダーも多いものです。

しかし、誰もがレンジ相場と分かっているのに、実際には着実に利益を積み上げていくのは、とても難しいです。米ドル/円の値動きが大方で予想できるのに、なぜ難しいのでしょう?

それは、仮にレンジ相場だからそろそろ上がると予想できても、それが今回も必ず上がるとはならないですし、また上がるのが一瞬だけで取引成立が不可能となる事もあるからです。

さらに厄介なのは、上がる予想をしている時に、突発的なブレイクで下落が一気に始まる事もあります。すると、持っていたポジションが軒並みいつもの何倍もの損切り幅となり、積み上げてきた利益が吹き飛んでしまうからです。

ですから、東京時間のドルがレンジ相場になるという想像が出来ても、毎回の取引で確実に利益にするのは困難です。逆に海外時間の方が値幅も大きいので、ある程度の損切り自信があるならスキャルピングに向いている時間帯だと思えてなりません。

しかし、海外時間も重要指標が発表されると、ドルも予想外の値動きとなり上下にブレたり、スプレッドも急拡大となるので、この辺りの対処法を編み出さない限りは個人投資家では太刀打ちができません。

スプレッドが狭い安定通貨のドルでも難しいので、他の通貨なら尚更難しいです。ですが、ドルだけで勝負を仕掛けて勝てるようになるだけで、FXの世界で確実に億万長者になれます。ドルの動きからクセや特徴を見出すように、努力をしてみて下さい。

米ドルは、もちろん外貨です。世界各国で幅広く使われている外貨ですから、そのレートは国際情勢に大きく左右されます。実際2,016年の6月にも、米ドルのレートは大きく動きました。その月には、国際情勢を大きく動かす選挙があったからです。

2,016年にポンドを大きく動かしたイギリスの選挙

2,016年の6月頃は、イギリスが色々な見直しをしていました。EUに加盟し続けるべきかどうか、色々な議論が浮上していたのです。
そこでイギリスにて国民投票が行われました。果たしてEUに残るべきか、それとも離脱すべきかに関して、投票が行われたのです。この時には、結局は離脱するという選挙結果になりました。
この時には、ポンドという通貨は大きく動いていた事だけは間違いありません。何しろイギリスという国にとっては、EUから離脱べきかどうかは、とても大きな問題でした。イギリスの経済にも大きな影響を及ぼす可能性があるだけに、EUの選挙結果はポンドのレートにも大きな影響を及ぼしていたのです。
この選挙が行われた日には、ポンドは160円台を記録していたものの、実に130円台にまで下がってしまいました。長い期間をかけて30円ほど下がるケースは、たまにあります。しかし僅か1日で30円も下がるような事態は、めったにありません。それくらい重大な出来事だったのです。ちなみに現時点のイギリスでは、果たして離脱べきかどうか色々議論を重ねています。

ポンドが大きく動いたので米ドルも大変動した

それで上記のポンドの動きは、アメリカとも無関係ではありません。少なくとも米ドルという外貨は、国際情勢に大きく左右されるのです。海外の一部の国にて情勢が不安定になれば、米ドルも大きく動きます。
イギリスが離脱するという選挙結果は、国際社会を大きく動かしました。それは米ドルにも大いに影響を及ぼし、2,016年6月の選挙日には米ドルのレートも大きく動いていたのです。イギリスの大ニュースに影響を受けた形になります。

大統領選挙でも大きく動いた

なお選挙といえば、アメリカの大統領選挙もありました。この時の選挙結果は、全世界が注目していました。
アメリカの大統領選挙の開票日にも、米ドルは大きく動きました。ちなみに開票された時点では、米ドルのレートは大きく下がったものの、新大統領が演説した時にはレートが上がり続けていたのです。
それで上記の要点は、「選挙は米ドルのレートを大きく動かす」という点です。国際社会に大きな影響がある選挙は、時には為替レートも大きく動かす訳です。

12月頃の米ドルの動きは、少々特殊です。他の時期と比べると、かなり大きく動くケースもあります。基本的には米ドルは下がりやすいですが、たまに変則的に大幅上昇する事もある時期なのです。クリスマスのシーズンは、米ドルの動きは読みづらいと言われています。

取引量が少なくなりやすい12月

為替レートを動かしている主な要因は、トレーダーの取引です。世界中のトレーダーが取引すれば為替レートも動く訳ですが、その取引量にも波があります。どの時期でも活発に取引されている訳ではありません。
春頃の時期などは、比較的取引は活発になりやすいです。しかし12月頃になると、かなり取引量は少なくなる傾向があります。
特に1年間の成績が良かったトレーダーの場合、12月頃には取引を控える傾向があります。大口トレーダーも、この時期は取引を控えることが多いです。
という事は、米ドルの動きも少々変則的になります。普段のトレーダーが参加していない訳ですから、やや特殊な動きになる事が多いです。
例えば、原因不明の急上昇です。本来は為替レートは経済指標などをきっかけに動くのですが、特に目立ったニュースがなくても、12月頃に急上昇する事があります。ただ急上昇はたいてい長続きしません。その逆もあります。
他のシーズンと比べると、やや変則的な動きになりやすいので、12月頃は米ドルの動きは読みづらくなるのです。多くの方々が取引を控える理由も、そこにあります。

円高になりやすい12月

そして12月の場合は、米ドルは円高になる傾向があります。円安になりやすいという声もありますが、どちらかと言えば円高になる事が多い時期です。
確かに12月というシーズンは、欧米企業は活発に動く傾向があります。海外投資などの兼ね合いがあり、12月は各企業がドルを買いやすくなりますから、円安になりやすいという声もあるのです。
しかし現実の動きは異なり、むしろ円高になりやすい時期です。とりわけクリスマス以降の時期は、米ドルは下落傾向になりやすいです。
ただしクリスマスシーズンの場合は、トレンドが長続きしづらい時期でもあります。一旦は下落傾向になったとしても、たいてい長続きしません。せいぜい12月いっぱいでトレンドが終了する事が多く、新年にはまた新しい動きになる傾向があります。
少なくとも他のシーズンと比べれば、米ドルのレートはかなり大きく動く傾向はあります。変動幅が大きくなりやすい時期ではありますが、やや価格が読みづらい時期でもあるので、取引を手控えるトレーダーも多いです。

10月は、米ドルは買い時であると主張される事があります。この時期までは、確かに米ドルは若干下がりやすい傾向があるのです。ですが反発上昇が発生しやすい時期でもあります。いわゆる底値圏になりやすいので、比較的買いやすいと言われているのです。

時期によっては株のリスクオフが進みやすくなる

為替レートの動きを見てみると、シーズンと動きの関連性が見えてくる事があります。株価も、シーズンとの関連性があるのです。
アメリカの株価は、特定のシーズンには安値を付けやすくなる傾向があります。春頃までは株価が上昇しやすかったものの、また別のシーズンになると株価が下がりやすくなるのです。
下がりやすくなる傾向は色々ありますが、その1つはリスクオフです。多くの方々は、たまにリスク対策を考える事があります。現在は順調でも、今後は下がる可能性があるので、別の銘柄に着目するケースがあるのです。
アメリカ株もその1つで、現在の株価は順調な状況でも、今後の動きは不透明であるとします。それで不安心理が高まり、他の銘柄に移るケースがあるのです。その際、持っていた株は売る事になります。
そして株価の動きは、米ドルとは無関係ではありません。株価が下がりますと、米ドルも下がりやすくなるのです。ですから株価が下がりやすいシーズンには、米ドルも下がりやすくなります。

10月頃はリバウンドしやすい株価

ところで9月から10月頃のタイミングは、株価は比較的下がりやすくなると言われています。特にアメリカではその傾向が顕著で、夏の終わり頃から株価が下がるケースが多いのです。
しかし株価が下がると言っても、それがずっと続く訳ではありません。どこかのタイミングで株価が持ち直す事もあるのです。いわゆるリバウンド上昇という現象が発生します。
特に10月頃はその傾向が顕著です。10月頃には確かに株価は下がりやすいですが、そろそろ下げすぎであるという市場心理も生まれやすいです。その結果、リバウンド上昇が発生しやすくなります。

上昇しやすい傾向がある10月というシーズン

株価が上昇しやすくなる以上、もちろん米ドルも上がりやすくなるのです。実際8月頃から続いていた下落基調は、10月頃に戻り始めるケースもよくあります。
という事は、10月頃は米ドルを仕込みやすいタイミングであるとも言えるのです。ですから多くのトレーダーは、10月頃というタイミングに買う事を検討しています。逆張りでトレードするのであれば、10月頃は狙い目シーズンと言えるでしょう。

アメリカは、現在においても変わらず世界経済や政治の中心地であり、米ドルは基軸通貨として世界中に流通している最も影響力の大きい通貨です。
したがって米ドルの安定性は高く、他の通貨に比べて値動きが落ち着いているところに特徴があります。
歴史的には世界金融危機など、定期的に大暴落を起こすこともありますが、長期目線で考えれば値動きの安定している通貨と言えるでしょう。
FXで「米ドル・円」のリスクが比較的低いと言われていることも、そこに理由があります。
但し、安定性の高い米ドルでも相場が大きく変動する時があります。
世界経済に悪影響を与えるような突発的な出来事があった場合は当然ですが、それ以外にも重要指標が発表される際は要注意です。
最も注目されているのは、アメリカの「雇用統計」です。
雇用統計は、アメリカ国内での雇用者数や失業率などが発表される重要指標です。
アメリカの景気判断や今後の金融政策に影響を及ぼす指標であり、発表時点で大きく為替が動きます。
アメリカの経済状況はダイレクトに世界経済に波及するため、投資家心理は経済指標発表時に大きく動揺します。
雇用統計以外にも、アメリカの経済指標の発表にはいくつか種類があり、それぞれで大きく相場が動く可能性があります。
一時的に暴落や暴騰をすると、その後に揺り戻しが起こることもあり、為替取引をしている人は為替変動の急激な渦に巻き込まれるリスクが発生します。
こういった時の取引はリスクが増大するため、特に個人投資家は極めて注意が必要です。
米ドルの近年の特徴としては、世界的に大きな影響を及ぼす有事が発生した場合は、ドルが売られて円が買われる傾向があります。
米ドルは影響力の甚大な通貨であるだけに通常時の保有は安定性がありますが、有事の際には逆に保有リスクを感じる投資家が出てくるためです。
円は変化の少ない安全通貨という認識をされており、こういった場合は円高傾向になることがあります。
一方、世界経済が無事に推移している場合は、緊急避難先として利用されていた円買いが収束するため、逆にドル買いが進行する傾向が一般的です。

月初の金曜日の夜は、米ドルは大きく動く傾向があります。上昇するか下落するかは状況次第ですが、少なくとも変動幅が大きくなる事だけは確かです。今回は、米ドルの取引経験がある方に向けて、金曜の夜に米ドルが大きく動く理由について解説しています。

米ドルが大きく動く第一金曜日の雇用統計

毎月の第一金曜日になりますと、たいてい米ドルは大きく動きます。かなり神経質に大きく動く傾向があり、普段とは様子が大きく変わるのです。それも当然で、第一金曜日の夜にはアメリカの雇用に関する数字が発表されます。アメリカの経済状況を大きく反映した数字であるだけに、米ドルも大きく動く訳です。
第一金曜日の21時30分頃になりますと、非農業部門雇用者数の数字が発表されます。同時に失業率も発表されるのですが、この時に米ドルは非常に大きく動くのです。
短期トレーダーによっては、このタイミングだけで取引している事もあります。他のタイミングでは一切動かず、あくまでも雇用統計が発表された時のみ取引するのです。

雇用統計の発表でドルが大きく動く理由

なぜ上述のタイミングで米ドルが大きく動くかというと、数字の重要度が高いからです。アメリカの雇用の数字は、非常に影響力が大きいです。米ドルだけでなく、あらゆる外貨に影響を及ぼす傾向があります。
また米ドルの1ヶ月の動きの傾向を見てみると、雇用統計の数字との相関関係もあるのです。アメリカにとって良い数字が発表された時は、その1ヶ月の米ドルは上昇傾向になります。逆に、失業率が大幅に悪化した時などは、その1ヶ月は下落傾向になる事が多いのです。雇用統計は、それだけ大きな影響力があるのです。
重要な数字が発表されれば、もちろん米ドルも大きく動きます。この外貨のレートは、1日あたり1円ぐらいしか動かない傾向がありますが、雇用統計が発表された時は数分で3銭や4銭ぐらい動く傾向があります。

多くの注文が発動されるので大きく動く

それと投資家の動きもあります。そもそもアメリカの雇用統計という数字は、かなり注目されるのです。全世界のトレーダーが注目するぐらいなのです。
という事は、その数字が発表されるタイミングは、全世界から多くの注文が殺到します。米ドルに対する注文が大量に発動されるので、他の時間帯よりもレートが大きく動くのです。
ちなみに雇用統計によって米ドルが上昇するかどうかは、不明です。数字が発表されない限りは、どちらに動くか分かりません。しかし他の時間帯よりは、かなり数字が大きく動く傾向があるので、よく短期トレーダーは雇用統計のタイミングに取引しています。

 

米ドルの為替レートが動きづらいタイミング

米ドルの動きの大きさには、波があります。時には大きくレートが動く事もありますが、その逆もあるのです。タイミングによっては、全くと言って良いほど動かない事があります。今回は、米ドルの取引の経験がある方に向けて、この外貨が動きづらいタイミングについてまとめてみました。

あまり大きく動かないお昼頃のタイミング

昼休みの時間帯になると、多くの外貨の外貨は動きが落ち着いてきます。午前中などの時間帯と比べると、やや動きづらくなるのです。
とりわけ動きづらいのは、13時頃のタイミングです。少なくとも午前中や21時台などの時間帯と比べると、あまり米ドルは動きません。
ちなみに最近は、多少状況は変わりつつあります。数年前までは13時から15時あたりは米ドルは動きづらかったのです。ところが最近は、14時台には多少米ドルが大きく動く傾向があります。最近は要人が急に大切なことを発言する機会も多く、14時台あたりはそこそこ動きやすくなっています。それでも13時台は、相変わらずあまり大きく動きません。

19時台などの時間帯もあまり動かない

それと19時から21時頃のタイミングも、米ドルはあまり大きく動きません。いわゆるレンジ相場になりやすい時間帯なのです。
なぜ19時台あたりは動かないかと言うと、特に目立った動きが無いからです。そもそも米ドルのレートは、経済指標に左右される一面があります。経済に関する重要な発言がありますと、米ドルは大きく動くのです。
お昼過ぎから18時台あたりは、そこそこ経済指標が発表されます。特にヨーロッパに関する経済指標は、色々発表されるのです。しかし19時台になると、あまり指標が発表されません。レートを動かす材料もないので、米ドルのレートは落ち着く傾向があります。さながら休憩するようなイメージです。

早朝の5時や6時頃も動きづらい

そして米ドルが一番動きづらいのは、早朝の5時台や6時台などのタイミングです。この時間帯は米ドルだけでなく他の外貨の動きづらいのです。
というのも早朝5時や6時などのタイミングも、やはり大きなニュースはありません。深夜2時や3時などは、そうではないのです。アメリカに関する重要な発言があったり、色々と動く傾向はあります。しかし早朝5時ぐらいになると、特に大きな動きもありませんから、上述の19時台のような一服感が出てくる訳です。この時間帯はFXの各業者もメンテナンスを行いますが、米ドルはあまり大きく動かない傾向があります。メンテナンス明けも、やや動きづらい傾向があります。

 

過去最高の円高の原因は

民主党の2012年の野田内閣の時は、1ドル70円台で超円高傾向でした。その後、自民党政権交代により安部内閣になり、金融政策として、財政出動、金融緩和によって、2013年の半ばごろまでに1ドル100円台と、円安傾向になっていき、外国人観光客の増加や輸出産業などが活性化し、日経平均株価も10,000円を超えました。2014年代には、1ドル130円台にドル高になるとうわさされる傾向がありましたが、その時期は、ロシアによるウクライナクリミア半島併合などが起こり、1ドル110~115円台まで円高になってしまいました。それから、安部政権の第3の矢がなかなか実現することなく、2014~2016年ころまで、この傾向後続いていくこととなりました。そして、2016年6月のイギリスのEU離脱(ブレグジット)決定により、ポンドが40円以上、ドルも一時二桁台まで下がってしまい、景気の悪化が懸念されるようになりました。その頃行われていたマイナス金利政策もうまく軌道に乗せることなく、銀行の銀行である日本銀行が、銀行の預金に手数料を取るようになり、代わりに銀行は、国債を買うことによって、経営をしのいでいたので、普通銀行の金利がかなり下がることとなってしまいました。2017年1月にトランプ大統領が就任することによって、一時円高になるかとの予想がありましたが、期待値が高かったので円安傾向になり1ドル113円台まで持ち直すことができました。2017年は、トランプノミクスが怪しい結果となりました。その結果、北朝鮮アメリカの対立が激しくなり、北朝鮮ICBM(大陸間弾道ミサイル)を打ち上げるための実験など世界に悪い影響を与えることとなってしまいました。この時の米ドルは100円から110円前後となり値動きは乱高下すりことが多かったと思います。2018年になると、中国との貿易戦争が起こり、アメリカの国産産業を守るために中国に高い関税をかけることとなり、その報復として中国もアメリカにそれより多く関税をかけるという悪循環が起こり、米ドルやほかの通貨の価値の乱高下が起こりました。2018年は、ピョンチャンオリンピックが大成功に終わり、文大統領との南北首脳会談、トランプ大統領との米朝首脳会談が行われましたが、あまりいい成果が出ることなく、前年度の米ドルの価値と同じくらいでした。2019年に入り、少しずつ米中貿易戦争に収束してきましたが、米ドルは依然として1ドル110円前後を漂っています。

 

 

米ドルが上がる理由はいくつもありますが、その際に最も多く語られるのはアメリカ経済が好調で安泰だからという事です。アメリカ景気が良いと判断されれば、必然的にドルが買われるので上がる事になります。

しかし、現在はこれだけで素直に判断が出来なくなっているのも事実です。長期的や或いは短期でも経済指標発表など瞬間的には、景気が良いと判断されればドルが上がりますが、それよりもそれぞれの立場による複雑な思惑が絡んできます。それぞれの国、金融機関等々にもよりますし、個人投資家もそこに絡むので、一概に何が理由でドルが上がったと決められません。仮に決めるとしても、結果が起こってからの後付けという面が否めません。

では、FXなど相場で利益を上げている人は、どのような点からドルが上がると判断をしているのでしょう。短期取引なら、まずは行動ありきでポジションを建て、予想が外れると損切りをするだけですが、これではあまりにも博打過ぎて、何れは退場する破目になります。勝てている投資家の場合、自分なりの経験に基づいた法則のようなものを使っています。
・米金利が上昇
・ダウなど米株価が上昇
・失業率など経済指標が好調
これらが、ドル高円安の要因であるのは、間違いありません。

しかし、これも時にはドルが下がる事もあるので、絶対にドル上げ要因とはならないのが、経済や投資の難しくて面白いところです。

要するに、資金を出し合う人々が、今後はどちらに動くのかと壮大な駆け引きやせめぎ合いを展開しています。ひと昔前に、まったく同じような経済状態だったからと言って、その際の為替判断が今でも通用する訳ではないのです。

その一方、ドルは当然ながら世界の基軸通貨なので、ドルの動きに他国の通貨が酷いように影響を受けます。数年前のアメリカ大統領選挙などはその顕著な例で、トランプやヒラリーが優勢と報道される度に、各国の通貨は面白いように乱高下をします。

身も蓋もない言い方をするなら、絶対にドルが上がるや下がると予想をするのは、どんな天才が出現しようが、AIが発達しても不可能です。一時的にはドルの上げ下げを予想できても、その後は予想が外れるのです。

 

■ドルが暴落したのは国防費の引き上げが原因

過去にドルが暴落した理由とは、アメリカの財政赤字が拡大したことによる先行きの不安による懸念と、10年国債利回り長期金利の上昇によるものです。長年に渡る財政赤字は膨大に膨らみ、為替市場での好ましい金利水準を大きく下回り、2月2日、ついに水準は2.84%にまでなってしまいました。

これがきっかけとなり、2月5日にはNYダウ史上最悪の1175ドル安になり、金利はさらに下がり2.70%にまでなってしまいます。しかし、この時点になれば株価がこれ以上下落する要因は解消し、米国市場は乱高下せずに落ち着くかと思われましたが、7日に米上院の指導者が3000億ドルもの国防費を引き上げたことを発表してしまったことで8日には長期金利が2.88%にまでになり、1033ドル安となってしまいます。

国防費の引き上げはさらに米国への不満と将来への不安を増加させ、金利上昇と財政赤字拡大をさらに酷くすることとなります。米国の経済の低迷は株価下落につながり、ますますドルの価値を下げていくことになります。

財政赤字は年々拡大し続けており、国債発行額も拡大。市場調達で必要な財政資金が拡大すれば金利は上昇し、外国資本が米国から他国に流れ、ドル安となる原因となるのです。

■過去にも幾つかの米ドル暴落があった

過去には幾つかの米ドル暴落がありました。年明けに起きたアップル・ショックによる暴落、チャイナ・ショックなどです。チャイナ・ショックでは米ドルも安値も同時に進行しました。チャイナショックから4ヶ月目に入るとさらに米株は急落し、その後は何度か反発が続きましたが12月になると急落。これにより、米ドルだけではなく円も一段安となっていきます。

■米ドルの動きの見方はビットレートとアスクレートの動きをチェック

米ドルの動きを見るには、為替チャートを見るのがおすすめです。為替チャートであれば通貨ペア為替相場の予想ができるばかりではなく、リアルタイムのチャートやレートもチェックできます。

そんな為替レートの見方は、ビットレートが100.250の場合、100円25銭で売却できます。アスクレートが100.259ドルのときは100円25銭で購入することができます。常に為替レートでは売りと買いのレートに差があるのが特徴的です。

■為替の相場は経済の季節的要因で変わる

為替の相場が変動する要因としては、経済の季節的要因が大きいのが特徴的です。国の景気や経済の状態がいいときは株価や金利上昇するのではとの期待が膨らみますので、買う人が多くなり、上昇しやすくなります。

国際的な活動をする企業が利益を国内に流す目的で為替取引をする投機的要因と戦争やテロが起きたとき、その国の通貨が売られ、米ドルが買われることが多いからドルの価値が上がる地政学的要因、チャートで予想して売買するテクニカル的要因などがあります。

これらの要因をトータルに見たとき、ドルの上がる要因にも繋がります。

 

過去最安の原因は

2,017年の8月29日には、米ドルは大きく下落しました。週足を確認すると分かりますが、その週の米ドルのレートは109円台になっています。今回は、米ドルで取引を経験した事がある方々に向けて、なぜ2,017年8月29日に米ドルが大きく下がったかを解説しています。

約1週間ぐらい続いた8月29日からの下落傾向

2,017年8月29日にレートが大きく下がったのは、何も米ドルだけではありません。他の外貨も、その日は大きく値を下げていたのです。
しかもその日から始まった下落トレンドは、翌週まで継続しました。週足を見てみると分かるのですが、9月頭の週には107円台にまでレートが下がっています。その後はレートは上昇基調に転じたものの、少なくとも2,017年8月29日に下がっていた事だけは間違いありません。
下落傾向が1週間程度継続するのは、それほど長い方ではありません。本格的な下落傾向は、もう少し長続きするからです。8月29日の動きをきっかけに、短期的に米ドルが下がった事になります。

ミサイルが飛んできたので下落した

では8月29日に何が起きたかというと、この日の出来事は日本のニュースでも大々的に報道されました。早朝にミサイルが飛んできたのです。
日本の隣国は、たまにミサイルを飛ばしてくる事があります。最近はだいぶ落ち着いていますが、少なくとも2年ぐらい前までは頻繁にミサイルを飛ばしていました。
ミサイルのような出来事があると、やはり為替レートにも影響を及ぼすのです。実際8月29日には、かなり米ドルは大きく下がりました。短期トレーダーにとっては、ちょっとしたサプライズの動きになっていた事は間違いありません。
実は過去にも同じような動きがあったのです。隣国がミサイルを飛ばした事により、為替レートが下がる事態がありました。

ミサイルで為替レートが下がった理由

なぜミサイルや紛争によって為替レートが下がるかというと、不安定な状況になるからです。全世界の各地域に目を向けてみると、たまに政情が不安定な国を見かけるでしょう。
為替レートは、政情に左右される一面があるのです。政治が比較的安定しているなら、為替レートも下がりづらくなる傾向はあります。ですが紛争などが発生しますと、やや政治が不安定になってしまいますから、為替レートも下がりやすくなるのです。
それで上述のミサイル発射というニュースは、アメリカとも無関係ではありませんでした。若干アメリカに対する不安感が高まり、米ドルのレートは下落傾向になっていた訳です。

 

2,008年の9月には、大きな金融ショックが発生しました。リーマンショックが起きたのですが、それに伴い米ドルのレートは大きく下がっています。ここでは、米ドルの取引経験がある方に向けて、米ドルを暴落させたリーマンショックについて解説しています。

リーマンショックでどれぐらい下がったか

チャートを見てみると分かりますが、ショックが起きる前の米ドルのレートは110円台になっていました。しかし9月のショックをきっかけに、米ドルは明らかに下がっています。特に11月には大きく下がった事だけは、間違いありません。わずか1日で90円近くまで下がった日もありました。
2,008年以降も、米ドルは下がり続けています。最終的には76円近くにまで下がってしまいました。実に35円近く下げてしまいましたから、かなりの暴落であった事は間違いありません。

大きな銀行が倒産したのが原因

なぜリーマンショックが発生したかと言うと、アメリカの大きな銀行が破綻したからです。当時のアメリカの銀行は、やや無理があるローン商品を提供していました。延滞率が高くなるようなローン商品を提供していましたが、それが銀行の経営を圧迫してしまったのです。最終的には、アメリカの大きな銀行でさえ破綻してしまいました。
それがきっかけで、アメリカに対する不安感が浮上してきたのです。大きな銀行が破綻するぐらいですから、少なくともあまりポジティブな状況ではありません。
もちろん、それは米ドルのレートにも影響を及ぼします。ドルのレートは、アメリカの景気や信頼性によって動く一面があります。しかし大手の銀行が破綻してしまった訳ですから、アメリカに対する不安感が高まり、上述のようなレートの状況になった訳です。

避難通貨への買い注文も一因

また上記のリーマンショックでは、米ドル円のレートも大きく下がっていました。それにもきちんと理由があり、日本円に逃げた投資家が多かったからです。
米ドルでは少々不安という心理になり、日本円に注目する投資家が増えました。そもそも日本円は、しばしば避難通貨として活用されているのです。外貨の暴落が発生した時でも、日本円は比較的安全であると見込まれますので、円に対する買い注文が多くなりました。
という事は、ドルに対する日本円の価値が相対的に高まります。ドル円という通貨ペアの為替レートは、日本円と米ドルの2つの相関関係によって決定されるのです。日本円に対する買い注文が増えた事もあり、米ドル円のレートは大きく下がった訳です。

 

今後10年の見通し

 

10年周期でくる暴落

 

月曜日の相場開始時に、米ドル/円が窓開け状態のチャートになると、SNSや某掲示板などは軽い大騒ぎとなります。やれ、窓を埋めるように動くから、その方向で建てれば儲かる! このまま、窓開け状態で動き続けるなど、意見が割れてしまいます。

しかし、なぜ窓を開けるようになったのか、その理由を知っている人は少ないものです。まず、アメリカや日本など世界の大多数の国々は欧米のキリスト教からの曜日を採用しています。だから、土曜や日曜の為替相場が休みなのです。でも、イスラム教など中東各国は、そんな文化が根付いていないので、土日も相場が動いています。だから、中東各国の値動きに反応し、月曜の取引開始時に、窓開け状態となるのです。

それで窓開け状態のドルの動きですが、その後どのような動きになうかは、ハッキリ言うとケースバイケースとしか言いようがないです。早い場合には、午前7時の開始時に窓埋めに動く事もありますが、時にはまったく窓開けに動かないでそのまま開ける方向に行く事もあります。また、数時間や半日程度してからゆっくり窓埋めに動く事もあります。

さらに言うなら、ドル/円が窓開けなら、大抵はユーロ/円など他の通貨ペアも同じ状況となります。これが、ドル/円だけ窓開けなら弱い窓開け状態と判断できるので、次第に窓埋めに動くと予想できますが、逆に他通貨ペアも窓開け方向に動く可能性も捨てきれません。

そうなると、暫く様子見として、他通貨ペアがどちらに動くか確認してから、ドル/円のポジションを取るのが無難で当たる確率が高い方法となります。

他には、窓開けは何も月曜開始時だけに起こる現象ではありません。1分足など短い時間足なら、ドルでも値動きが荒くなると発生する事は度々ありますし、それこそ重要指標が発表されると一瞬で上下やどちらかに窓開けになるのも珍しくありません。この時は、値動きが激しいだけでなく、スプレッドも急拡大となるので注意が必要です。

サラリーマンなど、普段は相場に張りつけない投資家は、月曜時に窓開けとなると、今がチャンスと埋める方向に勝負しがちですが、それだけで勝てたら苦労しないものです。

それよりも、窓開け後は値動きが大きくなる事も多いので、ドルの塩漬けポジションを保有しているなら、損切りする事も念頭に入れておくべきです。普段はそこまで変動しないドルも、窓開けとなるとその週は危険な一週間になるかも知れません。