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油性ペンの落とし方! 顔、服、布、靴、革についた汚れを落とす方法。

うっかり油性ペンが手についてしまったり、子供が家のフローリングなどに油性ペンをつけてしまったりと、このような経験をお持ちの方は大勢いらっしゃることでしょう。油性ペンの汚れはなかなか消えないものですが、そもそもなぜ油性ペンは簡単に消えないのでしょうか。

油性ペンの落とし方! 顔、服、布、靴、革についた汚れを落とす方法

油性のインクは主に「着色剤」「アルコール等の溶剤」「定着剤」などでできています。中でも定着剤はインクを紙などにきちんと付けるために接着剤のような働きをしており、だからこそ、一度インクが何かに付くとなかなか落とせなくなるわけです。

つまり、油性ペンの汚れを落とすポイントは、この定着剤をどう落とすかにかかっているわけです。次に、どんなものが汚れたのかに分けて、具体的に落とし方について見ていくことにしましょう。

油性ペンの落とし方! 肌についた汚れ

まず、肌についてしまった場合です。

肌についてしまった場合は、

  • 「サラダ油やごま油」といった油類、
  • 「口紅」
  • 「歯磨き粉」
  • 重曹

などを汚れ部分に塗り、まずしばらくそのままにします。そしてその後、ティッシュやフキンなどでふき取るだけできれいに汚れが落とせます。

油性ペンの落とし方! 布についた汚れ

次に布製品についてしまった場合です。

布製品の場合、汚れは繊維の一本一本に入り込んでいってしまうので、完璧にきれいに落とすことは非常に困難です。ですので、次の方法はできるだけきれいに落とすという方法になります。
まず、

  • 「マニキュアの除光液」
  • 「消毒用エタノール
  • 「クレンジングオイル」

のいずれかを汚れ部分に直接付けて、布などで叩きながらポンポンと汚れを取っていきます。布と布をこすると余計に汚れが広がってしまうので、叩いて吸い取ることがポイントとなります。

次にプラスチック製品についてしまった場合です。

プラスチック製品も布製品同様、「マニキュアの除光液」「消毒用エタノール」「クレンジングオイル」のいずれかを汚れ部分に直接付けるのですが、布製品の汚れ落しとは異なり、プラスチック製品の場合はポンポンと叩かずに、たわしなどでこすることが効果的です。プラスチック製品は布製品のように汚れが広がることはほとんどないため、こうした落とし方が有効になります。

油性ペンの落とし方! 壁についた汚れ

次に床や壁などについてしまった場合です。大きく分けて3つの方法があります。

まず1つ目はシンナーをかけてふき取る方法です。シンナーを使うと、簡単に油性ペンの汚れは落とせ、ラクに処理できます。しかし、一方でにおいがきつい上に引火性もあるといったデメリットもあるので、小さなお子様がよく使うお部屋などは、できるだけ避けた方がよいでしょう。

次に2つ目がタバコの灰でこするという方法です。タバコの灰は粒子が細かく、研磨剤のような働きをしてくれるのでよく汚れが落ちます。

次に3つ目がみかんの皮でこする方法です。

柑橘系の皮にはリモネンと呼ばれる成分が含まれていて、この成分はキッチン洗剤のような働きがあるため、汚れを落としてくれます。先に述べた2つの方法は、小さなお子様がいる部屋では少し心配なので、このみかんの皮でこする方法が特におすすめです。

油性ペンの落とし方! 革についた汚れ

最後に革製品についてしまった場合です。

革製品の場合は「消毒用エタノール」を使い、ティッシュやフキンなどに含ませて、汚れ部分を拭いていきます。
いかがでしたでしょうか。油性ペンは日常でよく使う文具の一つです。もし、油性ペンで汚れが付いてしまったら、今回ご紹介した方法のどれかを試してみましょう。きっと落とせるはずです。