PHPで標準入力を行う方法を覚えよう
今回はプログラミングサイトで必須な、PHPで標準入力を行うやりかたについてまとめました。
PHPで標準入力する方法
そもそも標準入力とは
プログラミングサイトで必ず出てくるのが「標準入力」です。
経験が無いと「何の話?」となるのでザックリと説明します。
イメージとしては、
- コンソールでプログラムを実行したときにIDとかパスワードか聞かれますよね?
- そのときにキーボードで文字を入力しますよね?
- そのときの入力された文字列を読み取る機能です。(かなり大雑把)
まぁ、実物を触るのが一番わかりやすいと思います。
PHPの標準入力のサンプル その1
サンプルはとりあえず以下の通り。
[php] <?php //文字列の入力 echo "とりあえず入力してみてください".PHP_EOL; fscanf(STDIN, "%s", $s); echo $s."ですね?"; [/php]
上のプログラムを作成して実行してみましょう。
実行方法はコマンドプロンプトを開いて
[bash] php hogehoge.php [/bash]
単純です。最初にphpと書いて、そのあとに実行したいPHPのファイル名を書けばOKです。
※ちなみに何らかのエラーが出る場合は、「phpのパスが通っていない」か、「php自体の文法のエラー」です。
実行すると「とりあえず入力してみてください」となり、いったん止まります。
文字列を入力して、Enterを押すと、入力した文字と「ですね?」という文字列が表示されます。
イメージがつかめましたでしょうか?
PHPの標準入力のサンプル その2
こういうバージョンもあります。
[php] <?php while($line=fgets(STDIN)){ echo rtrim($line)."ですね?".PHP_EOL; } [/php]
上のプログラムを実行すると、ずっと「~ですね?」と聞かれます。
途中でやめる場合は Ctrl + Cを押しましょう。
最近、プログラミングサイトで問題を解くのが趣味です。