つくねを柔らかくするコツは？ そもそも「つくね」の由来と定義とは？ 「つみれ」との違いは？
つくねを作るとどうしてもボソボソになりがちですが、
最近、柔らかくするコツをつかみました。
つくねを柔らかくするコツ
つくねが固くなってしまうのは、肉がギッシリと詰まっているせいです。
つくねの中につなぎになるものが入っていないと、ギュッと握らないと丸くなりません。
ですが、ギュッと握ってしまうことで肉の密度が上がってしまい、固くなってしまうのです。
ということで、つくねを柔らかくするには「つなぎ」になるものを入れることが大事です。
具体的には
- メレンゲ
- 山芋
が良いでしょう。また、水も少し加えるとジューシーさが増します。
焼き鳥のつくね、鍋に入れるつみれ。
どちらも肉団子ですが、その違いなんでしょうか？
つくねとつみれの違いについて調べてみました。
つくねの由来、定義とは
つくねの語源となっているのは「つくねる」という動詞で、これは手でこねて丸めるという意味です。
つまり、ひき肉や魚のすり身に調味料やつなぎを入れた生地を手でこねて混ぜ、団子状に丸めたものが、つくねです。
団子状だけでなく、木の葉型や串にさして棒状や木の葉型にすることもよくあります。つくねはこねてからしっかり形を作って固めるので、焼くことはもちろん、揚げたり、蒸したり、さまざまな調理の仕方で食べることができます。もちろん汁物の具や鍋に入れることもできます
つみれの由来と定義とは
一方、つみれは「つみいれる」という動詞が語源です。ひき肉やすり身を手でこねてよく混ぜるのはつくねと同じですが、その生地を適当な大きさにして丸めるのではなく、生地のかたまりから手やスプーンなどで一口大の大きさにつみ取って、そのまま煮汁や鍋に入れて調理します。この生地を「つみいれる」という作り方が、「つみれ」の名の由来になっているのです。
つくねとつみれの違いは？
まとめると以下のようになります。
- つくねは団子状に丸めたもの。
- つみれは生地のかたまりから一口大の大きさにつみとったもの。
まとめ
つくねは焼き鳥などの串料理でよく使われるので、つくねは鶏肉というイメージを持っている人は多く、一方のつみれはアジやイワシを使うことが多いので、「つくねは鶏肉、つみれは魚肉を使った肉団子」という違いだと思っていた人も多いのでは無いでしょうか？
魚肉を使ったつくねも鶏肉を使ったつみれもあります。
つくねとつみれは具材ではなく、作り方で分類されるものなのです。
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