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バーとバルとの分かりやすい違いとは

 

最近日本でも浸透してきている言葉に、バルという言葉がありますが、

これとよく似た言葉にバーというものもあります。

この2つの言葉が似ているのも当然で、元々はどちらもBARという言葉が元になっているからです。そしてそのBARという言葉の英語読みがバーであり、スペイン語読みがバルとなっています。

 

このように元々は同じ言葉であるバーとバルなのですが、現在では言葉の意味にはかなりの違いが出てきています。特に日本においては、まるで意味の違う事柄を示していると言っても過言ではありません。

 

例えば日本ではバーというと、バーテンダーがいてカウンター越しにお酒を飲む場所のことを指すことが多いです。

飲むお酒もウィスキーやカクテルのような、少し高級なお酒を飲むということが多く、その為にバーには少しお洒落なイメージがあります。それもあり、どちらかといえばバーは、日本ではお酒を飲むという行為がメインの場所と認識されています。

 

一方のバルはというと、お酒を飲みながら料理を食べるという行為がメインとなっています。

日本でも有名なスペイン料理に、タパスやピンチョスといった料理がありますが、タパスはスペインでいうところの小皿料理ですし、ピンチョスはその小皿料理の中でも食材を楊枝や串などで刺した料理のことを言いいます。

バルではお酒どうこうよりも、こういった料理の名前の方が有名になっていることからも、あくまでも料理がメインなのがバルだということが分かると思います。

 

これらの料理は、片手でビールを飲みながら、もう片方の手で食べられるという料理が多いことからも、ビール片手におつまみをつまむ日本の居酒屋に近いとも言えます。

また日本で最近増えてきているバルの中には、立ち飲み形式のバルも多いというのも、日本の立ち飲み居酒屋のスタイルに近いので、やはりバルとバーはには明確な違いがあると言えます。

 

最近はスペイン料理のお店以外でも、バルという名前を用いるお店が増えてきており、スペイン料理の居酒屋みたいなものがバルとは一概には言えなくなってきています。

どちらかといえば、少しお洒落な居酒屋全般をバルと呼んでいるみたいです。そういう意味では近い内に、バルとバーの違いはお酒メインか食事メインかだけになりそうです。